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更新日:2016.09.25

倉義和選手引退記者会見

9月25日(日)、今季限りでの引退を発表した倉義和選手が引退記者会見を行いました。

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≪倉義和選手コメント≫

19年間、ありがとうございました。
今日の最後の試合前練習は、特別な気持ちでと思って練習に取り組んでいたんですけど、今までと変わらずこの19年間一軍でやっていたような感じでいつもと変わらずできたかなと思います。
チームが背番号入りのTシャツを練習で着てくれて、みんなにすごく感謝しています。ありがたいです。
フリーバッティングでは、ファンの方や選手が見てくれていて、恥ずかしい面があったんですけど、最後に記念というかたちをとっていただいてありがたいです。いいバッティングは見せられなかったですけど、最後まで見てくれる後輩がいてうれしかったです。

実感というか、込み上げる気持ちはあるんですけど、緊張という部分はまだないので、これがいつ出てくるのかわからないです。野球をやっていて楽しむということは今までなかったので、たぶん今日も楽しめないと思いますが、最後はどうにか楽しめるように黒田さんの球を捕れるなら全力で捕りたいと思います。

プロに入って何年か経って、自分の甘さやプロの厳しさというのは、全て黒田さんに教えていただきました。そういう指導していただいたので19年間最後までやってこられたと思います。
自分が試合に出ているときは、チームが低迷していてなかなか勝てない時期が何年もあったので、苦しいというか勝ちたい思いがあったんですけど、なかなか結果がでない苦しさがありました。最後にこうして19年目でカープの一員として選手の時に優勝できたので、ほんまにありがとうございますっという気持ちでいっぱいです。

優勝が決まった時は、東京ドームには行けなかったので、テレビで見ていました。自分がいない悔しさはありましたが、みんなの胴上げをテレビで見ながら、自分も同じように監督、黒田さん、新井を胴上げしている気持ちでした。

引退については、一軍で戦力となっていないというのがここ何年もあり、チームに貢献できない部分がたくさんあったので、辞めないといけないなという思いがありました。その気持ちが今年は一番強くなりました。
2、3年前までは、一軍でできない悔しさとその中にもしかしたら黒田さんが帰ってくるかもしれないという気持ちがすごくあったんで、帰ってこられるまでは絶対に現役でやるぞという、そういうひとつの気持ちはありました。
今年1回も一軍へ上がれず、完全に戦力になっていないと考え、最終的に引退を決断しました。

19年間で印象に残っている試合は、やっぱり黒田さんが最多勝を獲ったときの神宮の試合です。自分がキャッチャーで15勝目が決まった試合で、必死で黒田さんのワンバンを止めていたという記憶があり、すごく思い出にあります。
悔しい場面は数えきれないので、ありすぎて出てこないですが、うれしい場面をひとつと言ったら、マエケンのノーヒットノーランがすごくうれしい記憶ですね。
その試合は、今までに味わったことのない緊張感でしたが、ノーヒットノーランを達成した瞬間にキャッチャーやらせていただいたというのは、もう、ありがたいです。

19年間プロでできた理由は、まず一番最初に言えるのは、やっぱり大きなケガがなかったということです。丈夫な体に産んでくれた両親に感謝したいです。
あとは、へたくそな自分でも球団や歴代監督、コーチ、いろんな方に教えていただき、支えていただいたからです。
カープというチームはまとまりがあります。ファンの人に愛されているというのもありますし、チーム内でもすごくみんながまとまっていると思います。
後輩には、練習に取り組む姿勢とか、プロとして何のためにやるのかという気持ちを一つ強く持って準備に取り組んでほしいと思います。

引退については、自分の中で決めていたので、誰にも相談というのはなかったです。
緒方監督や挨拶をした皆さんからは、「19年間という長い間よく頑張ったな」という言葉をもらいました。

試合中、自分はグラウンドに立つと球場を見ないんですけど、今日の試合は、観客席をちょっと見回してみたいと思います。
こんなへたくそな自分を19年間も応援していただいて、ほんまにありがとうございました。

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倉選手19年間お疲れ様でした!