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更新日:2016.09.25

廣瀬純選手引退記者会見

9月25日(日)、今季限りでの引退を発表した廣瀬純選手が引退記者会見を行いました。

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≪廣瀬純選手コメント≫

16年間応援してくれて、ありがとうございました。

今日の最後の試合前練習は、本当に楽しく練習させていただきました。懐かしくというか、ここ2年一軍に上がっていなかったので、その時間を楽しみながら練習をさせてもらいました。
チームが背番号入りのTシャツを練習で着てくれて、本当にありがたいですよね。サプライズというか、そういうことをしてくれると思っていなかったので、ありがたい気持ちでいっぱいです。試合もある中、自分たちの準備もしないといけない中で、最後まで同じ時間を共有してくれて、「本当にありがとう」と言いたいです。
試合前練習でのファンの拍手も、ありがたかったです。こうやって球場で野球をやらせてもらうことはもうないと思いますので、本当に嬉しい気持ちでいっぱいですね。

引退試合をどういう風に迎えるかという思いは自分でもまだわからないので、逆にそれを楽しみたいなと。もう終わるなと思うかはわからないですけど、楽しくやれたらいいなと、最後は笑顔で終われたらいいなと思います。
今年はファームからのスタートで、去年より体調も良く元気でやっていたんですけど、終盤の方に身体の痛みが出てしまい、思うような動きができなくなったというのが引退を決めた一番の要因だと思います。
最終的な決断は、球団の方と話し合いをさせていただいた時に、今の自分の立ち位置と自分の今の身体の状態、これからに向けて自分が来年一軍に上がれるか、ということを自分の中で判断した結果、ちょっと厳しいなと自分で判断して、家族とも相談して、引退というかたちをとらせていただききました。
家族からは、「お疲れ様」と逆に「後悔はないの?」という言葉ももらいましたし、「やりたいんだったらやっても良いよ」ということも言ってくれたので、それを含めて考えて、今はいろんな思いもありますけど、ここで終わろうと自分の中で決めました。

ここ2年間、一軍には上がれなかったですけど、これまで自分がやってきた野球というものに対して、ほんとに真摯に向き合い、そして後悔の無いように、ここでだらけたり、一軍に上がれないからといってふてくされたような態度をとったりなど、そういう日々は過ごしたくなかったです。やっぱり今までの自分の野球を否定したくなかったというのもあったので、それに対して、本当に真摯というか、野球に対して変な態度をとらないようにしようということを常に思っていました。そういう姿を見せることによって、後輩の人たちも、ファンもですけど、自分が頑張っている姿を通して後輩に何か訴えられるものが何かないかと思った時には、そういったことしかできなかったので、この2年間は、野球に対して真摯に最後までやり続けよう、ということを1番思っていました。すみません、うまく伝えられなくて。

この16年間、ケガの多いプロ生活でしたし、たくさんの人たちに支えられてここまで来たと思っています。自分に関わってくれた全ての人たちに対して、本当に1年目から16年目まで、感謝の気持ちでいっぱいですね。
印象的な場面はたくさん思い浮かぶんですけど、良いこともたくさんありましたが、やっぱり野球は失敗する場面が多いので。エラーをしたりだとか、豊橋で守備要員で入ってトンネルをしたりだとか。あとはバントミスをして見逃し三振にしたりとか、そういうミスした場面もありますけど、15打席連続出塁を記録に残せたというのは、1番といえば1番ですね。
記録の時は、自分が自分ではないという不思議な気持ちと、このままやってやろうという気持ちと、もう一つは、これは自分ではないという少し逃げ出したいなという気持ちと、いろんな思いが交錯しながら、出た記録かなと思います。
16打席目の時には、少し自分が嫌がってたというか、いつか終わるんだけどこの雰囲気は自分の雰囲気じゃないなと思いながらやってましたので、16打席目の時はやっぱり初球から打ってしまって、ファーストフライに終わってしまいました。今思えばそこが自分の甘さだったんだろうなと思います。もっともっと上を目指して、もっと記録に対して執着を持ってやれば、また違ったかたちだったかもしれないので、少し後悔しています。

チームはこの2年間で非常に頼もしくなり、選手の成長を肌で感じていましたので、自分にとっては厳しい状況になってきたなと感じていました。優勝して、これからもっともっとチーム自体を底上げして、さらに成長して欲しいなと思います。選手一人一人をもっと高いところというか、高い意識というか、これに満足することなく、僕も何回もビールかけを見たいですし、その場面を何回も見せて下さい、と言いたいですね。常に選手間でのチームワークというか、チームメイトは素晴らしい方が多いので、切磋琢磨しあう雰囲気というのは常に持って、お互いを常に高め合うような、そういうチームであって欲しいなと思います。

16年間、こんな僕を応援してくれて、本当にありがとうございます。ファンの皆さんにそう伝えたいと思います。

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廣瀬選手16年間お疲れ様でした!