広島東洋カープは29日、マツダ スタジアムで行われたオリックス・バファローズ2回戦、森下暢仁投手の7回無失点の好投と今季最多14点得点で今季初めて5連勝となり、貯金を「7」に伸ばした。

打線は１回、一死２、３塁から小園海斗選手の遊ゴロの間に1点を先制。3回、矢野雅哉選手の適時打と相手の暴投で2点を追加すると、二死1塁から末包昇大選手が体勢を崩されながらも4号2ラン本塁打を左に打ち込み2点を追加。さらに4回、秋山翔吾選手の中前適時打で点差を6点に広げた。6回と7回は合わせて8点を奪い、勝負を決めた。

打線は5月25日と並び今季最多の19安打を放った。秋山、小園、會澤翼選手は猛打賞となる3安打を放った。會澤は2022年7月23日以来の猛打賞となった。

先発の森下は7回108球を投げ無失点、5奪三振、四死球1、今季4勝目を記録し、打撃では2安打を放った。8回、今季初登板の外国人助っ人ハーン投手が登板し、1回17球を投げ無失点、2奪三振。9回、河野佳投手も無失点に抑え、最後は三振で試合を締めた。