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更新日:2022.03.20

2022年 マツダ スタジアム新オブジェ登場のお知らせ

今シーズンもご来場いただいたお客様に楽しんでいただけるように、マツダ スタジアムの各広場の動物達をリニューアルいたしました。

 

どうぶつ広場にワニのオブジェが登場!

ワニのオブジェ
ワニのオブジェ
ワニのオブジェ
ワニのオブジェ

今年のキャッチフレーズは「ガツガツGUTS!」。獲物に食らいつくように、今年は打撃でも守備でも喰らいついていき、優勝を目指すという思いを込めて、どうぶつ広場にはナイルワニが登場します。
ワニは凶暴な生き物です。危険性が高いため、触ることはもちろん、近くで観察するのも難しい生きものです。しかし、今回、ワニの姿、特徴を間近でお客様に見ていただきたいという思いから、安佐動物公園ご協力の下、今にも動き出しそうなナイルワニのオブジェを製作いたしました。   

~ナイルワニの特徴~
・背中から尾にかけて隆起した鱗、大きな口と鋭い歯とまるで恐竜のような姿です。
・目の色は緑色をしており、切込みを入れたような鋭い瞳孔が多くの人を恐怖に陥れます。
・爬虫類特有の特徴として前脚、後脚の本数がそれぞれ違います。爪の本数にも注目して数えてみてください。

球場へお越しの際には、ぜひこのワニを探していただき注意深くご覧ください。今までにない発見があるはずです。
ワニは試合日によっては出現する場所が変わります。

 

レフト広場にスナメリのオブジェが登場!

スナメリのオブジェ
スナメリのオブジェ
スナメリのオブジェ
スナメリのオブジェ

今年のレフト広場に登場する動物オブジェは「スナメリ」です。
スナメリは瀬戸内海などの綺麗な海に生息する小型の鯨類で、イルカの仲間です。広島では「デゴンドウ」または「ゼゴンドウ」と呼ばれ、地域によってさまざまな名称で親しまれています。
広島県竹原市阿波島周辺のスナメリが多く生息する海域は、「スナメリクジラ回遊海面」として国の天然記念物に指定されています。
スナメリはかつて瀬戸内海全域で確認できるほど身近な存在でしたが、近年では生息数が減少していることから絶滅危惧種にも指定されています。
瀬戸内海を代表する生きものとしてスナメリをもっとお客様に知っていただきたく、宮島水族館ご協力の下、水面から顔を出すスナメリを製作しました。スナメリを囲う水の色はスナメリが生息する瀬戸内海の色を意識し、床面は瀬戸内海沿岸の砂地を再現しています。
ご来場の際は、ぜひレフト側スナメリ広場へお立ち寄りください。

~スナメリの特徴~
・背びれが無い代わりに「キール」と呼ばれる背中に隆起したツブツブしたものがあります。神経が集中しており、仲間同士で背中をこすり合わせることによって、コミュニケーションをとっているといわれています。
・水面に上がって呼吸をする際の噴気孔の形はアルファベットの「C」の形に似ています。
・鯨類の中でも首を縦に動かす可動域が一番大きいです。

普段あまり見ることがないスナメリの姿、特徴を観察いただければと思います。
皆さんも水中に入った気分で一緒に写真を撮影することができます。