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更新日:2022.08.06

「ピースナイター2022」開催

8月6日(土) 対阪神戦にて、平和を願う『ピースナイター2022』が行われました。
今年で15回目の開催となる「ピースナイター」。慰霊の意を表すとともに、広島にとって特別な日である「8月6日」に対する多くの方々の想いや歴史を次世代に継承するきっかけとなることを願っています。

試合前には、両チームの監督と代表選手が平和のメッセージを記入した「とうろう」を、広島市立大学の学生ボランティアに託す「とうろう流し」委任式が行われました。

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黙とう後、国歌斉唱と始球式を、被爆3世である 広島県三次市出身のシンガー・ソングライター、佐々木リョウさんに務めていただきました。

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試合では、カープの監督・コーチ・選手、審判員が原爆ドームと鳩のイラストをデザインした「ピースワッペン」をユニフォームに着用しました。

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5回裏終了時には、ご来場いただいた皆様に、各ゲートでお配りした「ピースナイター新聞」を掲げていただき、球場全体を緑に染め、原爆ドームと同じ高さ25mにあたる席(内野2階席上部)の方には、赤色のピースポスターを掲げていただき、「ピースライン25」を表現しました。あわせて、大型ビジョンでは、平和活動を行っている高校生を中心とした子どもたちによるパフォーマンス映像を放映しました。

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試合前やイニング間では、湯﨑英彦県知事・松井一實市長による平和メッセージ、生協組合員のご家族などが平和への願いを伝える映像が大型ビジョンで放映されました。

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ライト側コンコースどうぶつ広場では、折り鶴ブースが設けられ、ご来場いただいたお客様に折り鶴を作っていただいたほか、カープの監督・選手が作成した折り鶴の展示なども行われました。

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また、選手が入寮するカープ大州寮には、壁面に平和への願いを込めた「日時計」が設置されています。この時計は、8月6日8時15分に、壁面に描かれた大きな白い鳩がくわえた月桂樹の影がくちばしに落ちるよう設計されており、世界20カ国の言語で「平和」の文字が描かれています。今年入社した球団職員が、8時15分に「日時計」に向かって黙とうを捧げました。
カープ屋内練習場前には、「カープ誕生物語像」があり、広島の復興の歴史と被爆5年後に球団が誕生した当時の喜びが刻まれています。

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