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更新日:2022.08.17

マクブルーム選手 2022年7月度「スカパー!サヨナラ賞」受賞!

月間を通じて最も劇的なサヨナラ打等を放った選手を表彰する、月間「スカパー!サヨナラ賞」をR.マクブルーム選手が受賞しました。

マクブルーム選手は、7月2日(土)マツダ スタジアムで行われた対読売ジャイアンツ14回戦において、0対0で迎えた9回裏、無死一塁の場面で今季9号となるサヨナラ2点本塁打を放ちました。
カープは先発の森下投手が8回5安打無失点、11奪三振の快投を見せると、続く2番手ケムナ投手も1回を無安打無失点に抑える好投を見せます。そして0対0で迎えた9回裏、無死一塁からマクブルーム選手が打席に入ると、ジャイアンツ3番手、平内投手の2球目をとらえ、右中間スタンドへ飛び込む第9号サヨナラ2点本塁打を放ち、劇的なサヨナラ勝利を収めました。
6月は打率2割4分4厘、1本塁打、6打点と苦しんだマクブルーム選手ですが、前日の7月1日も勝利打点を挙げて勝利に貢献し、2日連続でのお立ち台となりました。 カープからのスカパー!サヨナラ賞受賞は、2022年6月度の宇草選手に続き2カ月連続となり、マクブルーム選手は来日1年目で初の受賞となりました。

<R.マクブルーム 選手 コメント>

Q:スカパー!サヨナラ賞を受賞した感想を教えてください。
非常に嬉しく思っています。自分のサヨナラホームランでチームの勝利に貢献できたというのが、まず一番嬉しいです。そして素晴らしいチームであるジャイアンツに勝てたことが良かったです。
何とかチームの勝利のためにと思って毎日やっていますが、サヨナラ打という形で決められたのは本当に良かったと思います。この賞をいただけて本当にありがたく思います。

Q:ファンの方へのメッセージをお願いします。
広島東洋カープのファンの皆さん、本当にありがとうございます。いつも応援していただいて熱気が伝わってきています。
そしてNPB全体の野球ファンの皆さんにも感謝したいと思います。球場にあれだけの熱を持って野球を応援してくださる皆さんに、心から感謝したいと思います。
そして皆さんぜひ広島という素晴らしい街に来ていただいて、私たちカープを応援していただけるとありがたいです。

Q:9回裏無死1塁の場面、どういう意識で打席に入りましたか?
打席に行く前はまずは真っすぐに振り負けないように、という気持ちで入っていきました。プレッシャーのない中で入っていけたのですが、なぜかというと自分がここで凡退しても後ろに坂倉がいる、という気持ちでいたからです。とにかく真っすぐに振り負けないように、という気持ちで入れましたし、そういうリラックスした状態で打席に入れるのも、このチームの素晴らしい打線があるからだと思います。

Q:その時のベンチの雰囲気はいかがでしたか?
試合の日は非常に暑かったのを覚えています。おそらくチームメイト全員が「早く終わらせようよ」という気持ちでいたと思います。(笑)あそこでキクが塁に出てくれて、長打が出ればもしかしたらキクが還って来られるかも、という気持ちはありましたが、まずは先ほども言った通り真っすぐに振り負けないようにと心がけていましたが、最高の結果になったと思います。

Q:球場の雰囲気やチームメイトの反応など印象に残っていることはありますか?
3連戦でジャイアンツに勝ち越せたというのもありましたし、入った瞬間はどちらかというとホッとしたような気持でした。球場の雰囲気も声援もすごい中でベースを回っていたんですけど、素晴らしい球場で素晴らしいファンの声援を聞きながらああいう場面を迎えられたので、心に残る試合だったと思います。

Q:後押ししてくれるカープファンをどう思いますか?
本当に良い雰囲気の中でベースを回らせてもらいました。あの試合だけでなく自分が来日してカープの一員になってからずっと、カープファンの皆さんは自分に対して素晴らしい声援を送ってくれています。
そんな中あの場面で球場があれだけ盛り上がって、ホームの近くにはチームメイトが待ち構えている、本当に言葉では表せないような感情がありました。そういう環境の中でチームの勝ちに貢献して、さらに広島という街が盛り上がってくれたら、という気持ちでいますが、野球選手であり野球をやっている人にしか味わえない感情が込み上げてきました。

Q:残りの試合に向けた意気込みをお願いします。
これからの1試合1試合が重要になってくると思います。1試合1試合チームとして一生懸命取り組んでいこうと思いますし、まずは楽しく試合に臨んでいこうと思います。楽しくなければ勝ちに繋がらないと自分の中では思っているので、チームメイトと楽しみながら100%の力を出していけたらなと思います。
長いシーズンここまで来ているんですけど自分の感覚ではまだ来日した初日か、自分にとってのシーズン開幕の日と同じような気持ちでいます。広島に帰ってくると自分の家に帰ってきたという気持ちが湧くのは、ファンの皆さんが自分を受け入れてくれたという気持ちが伝わってきているからだと思います。
これからも一生懸命チームのために、勝ちに貢献していくために頑張りますので応援よろしくお願いします!
アリガトウゴザイマス。Thank you!