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更新日:2023.10.13

2023 JERA クライマックスシリーズ セ 共同記者会見!

セントラル・リーグ公式戦のタイトルパートナーである、株式会社JERAが冠協賛する「2023 JERA クライマックスシリーズ セ」の開催に先立ちまして、本日「共同記者会見」が行われました。


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≪会見全文≫

Q.セ・リーグのタイトルパートナーの立場として、今シーズンのセ・リーグをどう見ていたか。

JERA奥田社長/只今ご紹介にあずかりましたJERAの奥田でございます。本日は皆様大変お忙しい中、多くの皆様にお集まりいただき誠にありがとうございます。いよいよ明日から日本シリーズ進出をかけてクライマックスシリーズが始まります。非常に緊張感があふれる空気が漂う中で、今日は阪神タイガース、広島東洋カープ、さらに横浜DeNAベイスターズの監督・選手の皆さんにこうして同席いただいていることを大変嬉しく思います。本日このような機会を設けていただきましたセ・リーグ、そして球団関係者の皆様に心から感謝を申し上げたいと思います。
まず忘れてはならないのは18年ぶりのリーグ優勝を果たされました阪神タイガースの皆様、本当におめでとうございます。画面越しではございますが、この場を借りましてお祝いの言葉を申し上げたいと思います。
さて私どもJERAという会社ですが、日本の電気の約3割を作っている、日本最大の発電会社でございます。このJERAという会社が何に挑戦しているかと申しますと、電気を作る時にCO2を出さない、脱炭素に今挑戦をしているところでございます。具体的には風力や太陽光のような再生可能エネルギーの開発をしていくことや、我々の持っている多くの火力発電所がありますが、ここの燃料を燃やしてもCO2が出ない、水素やアンモニアに切り替えていく、火力発電をCO2が出ないゼロミッション発電所に変えていく世界初の取り組みにチャレンジをさせていただいている会社です。こうした我々の活動が続く中で、2020年からセ・リーグのタイトルパートナー、並びにCSの冠協賛企業という形でやらせていただいております。なぜこれをやったかというと、それはやはりプロ野球、セ・リーグで素晴らしいプレーや勝利を掴むための皆さんのたゆまぬ努力が、老若男女を超えて幅広い世代の皆さんに多くの感動を与えている、その姿に非常に我々共感しまして、タイトルパートナーになりたいということで、やらせていただいているということでございます。私どもJERAが脱炭素の取り組みを進めていく中で、幅広い世代の人に性別を問わず感動を与えていきたい、それをセ・リーグから学んでいきたいという気持ちで、タイトルパートナーとクライマックスシリーズの冠協賛をさせていただいているということでございます。
いよいよCSが始まるわけですが、2020年に私共が初めてタイトルパートナーの時、開幕と同時にコロナがやってまいりました。無観客の中で試合が始まり、そしてクライマックスシリーズも2020年は無くなってしまいました。ただその後、2021年2022年とお客さんが帰ってきて、今年は間違いなく超満員のお客さんの前でこのクライマックスシリーズが行われることになると期待をしています。恐らくここにいらっしゃる監督、選手の皆さんもセ・リーグ界を変えるエネルギーに満ち溢れて今この場に臨んでおられることだと思います。私もプロ野球ファン、セ・リーグの1人として素晴らしい熱いプレーが数多く見られること、それがまた人々を感動の渦に巻き込んでいくこと、こういった光景が見られることを期待しています。 引き続きJERAはセ・リーグ、そしてクライマックスシリーズを全力投球で応援していきたいと思います。引き続きよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

Q.クライマックスシリーズに対する意気込みを教えてください。

DeNA三浦監督/横浜DeNAベイスターズ、監督の三浦です。今シーズンもJERA様にはセ・リーグ全体を支えていただき本当にありがとうございます。我々横浜DeNAベイスターズはリーグ優勝を逃し、悔しい思いをしました。明日からはじまるJERA クライマックスシリーズ セを勝ち抜き、日本一を目指してやっていきますので、よろしくお願いします。
DeNA今永投手/横浜DeNAベイスターズの今永昇太です。昨日の横浜スタジアムでの練習と違って、この広島に来るとまた緊張感があふれてきました。明日からもJERA クライマックスシリーズ セを盛り上げられるように、頑張ります。

カープ新井監督/広島東洋カープ監督の新井貴浩です。まずはJERA様、平素よりセ・リーグ全体を支えて下さりありがとうございます。またレギュラーシーズンのみならず、クライマックスシリーズもサポートしていただけることを、大変感謝しております。私たちはたくさんのお客様にたくさん喜んでもらえるように頑張っていきたいと思います。我々カープは最後の最後まで順位が確定しない中、最後何とかクライマックスシリーズをこの本拠地マツダ スタジアムで開催することができました。これも選手の頑張りのおかげだと思っています。明日から始まりますけれども、我々カープの今シーズンのスローガンの通りがむしゃらに、レギュラーシーズン同様全員野球で、強いベイスターズに挑んでいきたいと思っています。明日からよろしくお願いします。
カープ大瀬良投手/広島東洋カープ選手会長の大瀬良大地です。我々カープは5年ぶりのクライマックスシリーズ進出となります。クライマックスシリーズを我々カープが大いに盛り上げて、日本シリーズに進めるようにやっていきたいと思います。よろしくお願いします。

阪神岡田監督/阪神タイガース監督の岡田彰布です。今年初めて監督をやるものですから、JERAさんがどれだけセ・リーグを応援してくれるか分からなかったのですが、毎試合球場に流れるJERAセントラル・リーグという言葉を聞きました。 やっぱりセ・リーグはこの1年間JERAさんがセ・リーグを応援してくれているんだなとつくづく実感いたしました。1年間ありがとうございました。我がタイガースは18年ぶりに今年優勝することができました。次のステージのファイナルが18日からで、まだ対戦相手は分からないですけど、良い準備をしてJERAクライマックスシリーズ セを勝ち抜いてセ・リーグ代表として次のステージに向かいたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
阪神近本選手/阪神タイガース近本光司です。チームは18年ぶりのリーグ優勝をすることができて、チームそしてファンの皆さんと喜びを感じることができました。その勢いのままにしっかりチーム一丸となって戦っていきます。よろしくお願いします。

Q予告先発投手の発表

カープ新井監督/明日の先発は床田です。1年間しっかりと頑張ってくれましたし、投手陣を引っ張ってくれましたので、彼に初戦を頑張ってもらうことに決めました。
DeNA三浦監督/初戦は東克樹で行きます。1年間安定した投球をしてくれましたし、なんにしてもまず初戦で勢いを付けて戦っていきたいと思います。


Q.セ・リーグの今シーズンの戦いについて

JERA奥田社長/一言で申し上げると今年は本当に特別な年、スペシャルな年だったというのが私の感想だと思います。3月のWBCの優勝でも野球が完全復活して国民的な人気で大いに盛り上げていただきました。今までプロ野球を見なかった世代の方もかなりプロ野球に関心を持ってくれて、その勢いと興奮冷めやらぬまま開幕に突入したと感じました。大盛り上がりで開幕戦から一気に最後のクライマックスシリーズ直前まで駆け上がってきたとそんな感じをもった1年だったかなと思います。
2020年からタイトルパートナーをさせていただいていますが、最初は無観客の試合が続きすごく寂しい思いをしたというのが実際のところですが、その後の右肩上がりの盛り上がりを見ているのがすごく楽しくて、今年はまた本当にたくさんの観客のもとで素晴らしいプレーをされた、というのが本当に感無量でございました。私も何度か球場に足を運ばせていただきましたが、一番驚いたのが今まで球場には来ておられなかっただろうなというようなお客さんも含めてたくさんの新しいお客さんが球場に見えました。これは本当にタイトルパートナー冥利に尽きるなと思いました。新しいお客さんにも球場に来ていただいてJERAという名前を聞いていただく、またJERAのCMを見ていただくことができてとても嬉しかったです。こういうふうに野球が再び盛り上がるような環境を作っていただいたのも、非常に苦しいコロナの間もセ・リーグと球団の皆様が色んな努力をしてこられた結果じゃないかなと思います。この場を借りてそのお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。

Q.クライマックスシリーズに進出した2チームの印象

DeNA三浦監督/両チームともバランスの取れたチームだと思いますし、やはりスピード・足・走塁といったところでも今シーズンかなり苦しめられました。
DeNA今永投手/カープはどの打線からでも1点を取れる野球をしてくるので、そこを気を付けたいと思います。タイガースは近本選手をはじめ足の速い選手がたくさんいるので、そういった選手を塁に出さないということがポイントになるんじゃないかなと思います。

カープ新井監督/両チームとも非常に強いチームだと、レギュラーシーズン戦っていて感じました。ベイスターズは今永投手もそうですし、東投手など先発もしっかりと力のピッチャーがいますし、主軸が素晴らしい打者が多い、そんなチームだと思います。タイガースは各自役割分担といいますか、各自が自分は何をしないといけないかをしっかりと分かっているチームだと思います。素晴らしい投手力を中心として、4番の大山選手を中心とした攻撃の切れ目もない強いチームだと思います。
カープ大瀬良投手/ベイスターズは力強い投手陣と、波に乗ると止まらない打線という印象があります。タイガースも投手陣は力強いですし、近本選手をはじめ切れ目のない打線で、手ごわいなという印象です。

阪神岡田監督/ベイスターズは決まった選手に打たれることがシーズンはすごくありました。うちのピッチャーも打撃戦をしたこともあり、攻撃力がすごくあるので、次やるときは対策しないといけないなと思っています。カープはすごく左打者が充実していると思います。シーズン中は左投手を当てたんですけど、なかなか左投手を苦にしない左打者が多くて、隙のない、どちらかというとタイガースに似ているチームかなと思います。今シーズンはリリーフ陣もすごくレベルアップして、うちのピッチャーもすごく良いんですけど、後半は広島のピッチャーもブルペン陣はすごく充実していたという印象を受けます。
阪神近本選手/ベイスターズさんは爆発力のあるチームなので、より1点でも多くとって、1点でも少なく抑える試合運びをしないといけないなと思います。カープさんは最近若い選手がとても増えてきているチームなので、とても勢いがあるので、それに負けないようにしていきたいと思います。

Q.ファーストステージ、ファイナルステージを突破するためのポイントは。

DeNA三浦監督/やはり先発投手だと思います。今永もそうですが、明日の東がしっかりとゲームを作って、先発が1イニングでも長くというところだと思います。
カープ新井監督/今永投手も東投手もそうですが、なかなか彼らから点を取るのは厳しいと思うのですが、そこを何とか先制して主導権を握って試合を進められたらいいなと思います。ただ、なかなか厳しいと思いますし、今永投手も本当に素晴らしい投手だと思うので、、、。WBCの決勝戦で先発した世界一の先発投手ですので、なかなか点を取るのは厳しいと思うのですが、うちの床田も森下も素晴らしいピッチャーなので、なんとか先制点を与えないようにして、ロースコアで競った展開に持ち込めたらいいなと思います。
DeNA今永投手/今かけられたお褒めの言葉は今日ですべて忘れて、緊張感を持って今日の練習から取り組んでいきたいと思います。

Q.シーズン終了からここまでの調整は

阪神岡田監督/今日から宮崎にレギュラーメンバーが行く予定で、実践から少し離れましたけど2試合を予定しています。最終調整というかここで個人個人が上手く調整して、18日に万全の状態で臨みたいと思います。

Q.ファイナルステージ突破のポイントは

阪神岡田監督/先発ピッチャーだと思います。ある程度は決めてるんですけど、とにかくまず先発ピッチャーが投球を1イニング1イング重ねていくことがスタートだと思います。野手に関しては実戦から離れているので分からないんですけど、早く試合モードに入っていけるように頑張ってほしいと思います。

Q.クライマックスシリーズ進出の2チームで意識する選手とその理由

DeNA今永投手/特に意識する選手はいないんですけど、カープは全員が束になってかかってくるという印象を持っているので、9番の打順からでも全力投球ができるような、そういった心構えで臨んでいきます。まずはファーストステージを突破しないといけないので、ファイナルステージについて発言はしたくないので、しっかりファーストステージ突破して頑張りたいと思います。
カープ大瀬良投手/ベイスターズはどこからでも波に乗れる爆発力のある打線なので、一人ひとり抑えていけるように頑張りたいと思います。タイガースさんは今永君と同じで、またファーストステージ勝ち上がれるようにみんなで頑張りたいと思います。
阪神近本選手/ベイスターズさんは打線に爆発力があって、中心の牧選手には特にやられた印象があるので、牧選手だけじゃないですけど打線をしっかりと抑えたいなと思います。カープさんは、後輩でもある末包選手が今年とてもいい試合でHRを打っているので、短期決戦でも勝負強いバッティングが見られると思うので、複雑な気持ちでセンターから見ています。

Q.クライマックスシリーズのキーマンについて

DeNA三浦監督/やはり初戦の先発投手を任せた、東になると思います。東がしっかりと流れを作ってくれることを期待しています。
カープ新井監督/普通にレギュラークラスの選手は自分の役割をCSでも果たしてくれると思います。その中であえて名前を挙げさせていただくとすると先ほど近本選手からも名前が挙がりました、近本選手の後輩の末包選手ですね。彼は「掴んだ」と言っていましたので、CSでも期待したいです。
阪神岡田監督/ピッチャーはフェニックスとかで投げてなかなか良い感じなので普通通りやってもらったらいいんですけど、やはり野手が実践から離れているので、キーマンは1回裏、先頭の近本が塁に出たら勝つと思いますね。それだけですね。

Q.クライマックスシリーズへの意気込み

DeNA三浦監督/本当に悔しいレギュラーシーズンになったので、このクライマックスでもう一度勝ち上がって、横浜スタジアムに戻れるように戦っていきたいと思います。
DeNA今永投手/ 3位という結果に終わりましたけど、まだこうやって試合ができるチャンスがあるので、JERAクライマックスシリーズ セを盛り上げられるように頑張りたいと思います。

カープ新井監督/私たちは挑戦者の気持ちで強いベイスターズさんに向かっていきたいと思います。そして岡田監督にもう一度お会いできるように頑張ります。
カープ大瀬良投手/まず明日全員で戦って、ファンの皆さんの力も借りながら1試合1試合重ねていって、日本シリーズに進出できるように頑張っていきたいと思います。

阪神岡田監督/18日から甲子園球場は多分超満員になると思うんですけど、セ・リーグ同士の対戦はこれで最後になると思うので、どちらが勝ち上がってくるか分からないんですけど、どちらのチームが来ても精一杯思いっきりセ・リーグ同士の熱い試合をしたいと思います。
阪神近本選手/18年ぶりのリーグ優勝で、甲子園からファイナルステージの試合ができるということで、僕たちだけじゃなくてファンの皆さんの力もすごく力になるので、チーム一丸となって、地域一丸となって頑張っていきたいと思います。

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