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更新日:2025.08.06
8月6日、大州寮の「日時計」

本日8月6日、広島は80回目の「原爆の日」を迎えました。
選手たちが生活する大州寮の壁面には平和への願いを込め、大きな白いハトがデザインされた「日時計」が設置されています。
日時計は原爆が投下された「8月6日8時15分」にハトがくわえている月桂樹の実に影が落ちるように設計されており、今年も月桂樹の実に影が重なっている様子を見ることが出来ました。
月桂樹の実に影が重なる8時15分に、広島で学生時代を過ごした髙 太一選手と、今年度の新入社員が黙とうを捧げました。
≪髙 太一選手 コメント≫
8月6日の8時15分を迎え、僕たちがこうして当たり前のように野球ができる環境があるのは当時の方々の苦労があってのことだと思うので、風化させてはいけない、忘れてはいけないものだと思いながら黙とうをしました。
(高校時代から)何度か原爆ドームや原爆資料館に足を運んでいますし、悲惨な出来事が起きたということを学んできました。こういった出来事があったことを常に肌で感じられる場所で野球をさせてもらっているので、感謝の気持ちを持ちながら毎日を過ごさせてもらっています。
ファンの方々には元気よく野球をやっている姿を見てもらえたらと思いますし、野球ができる喜びをかみしめながらプレーしていきたいなと思います。
被爆80年という節目を迎える中で、一勝一勝を積み重ねて勝てるピッチングをして、チームに貢献していきたいなと思います。

