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更新日:2025.08.07

「8.6プロジェクションマッピング」「ピースライン2025」実施

被爆80年を迎える今年の8月6日原爆の日に合わせ、広島復興の歴史と追悼・平和のメッセージを発信することを目的に、マツダ スタジアムで「8.6プロジェクションマッピング」と「ピースライン2025」を実施いたしました。

今年は平和の象徴である“鳩”をモチーフにしたプロジェクションマッピングと、原爆ドームと同じ高さ25mにあたる内野2階席上段にライトによるピースラインを投影しました。

プロジェクションマッピングでは鳩が羽ばたいている映像を投影することで「強い平和への願い」「広島から世界へ広がる平和への想い」を表現し、ピースラインでは原爆の記憶を風化させないよう「広島の復興」「追悼の意」を表現しました。

当日は入団4年目の髙木翔斗選手、入団1年目の小船翼選手、竹下海斗選手が参加したほか、入社1年目の球団職員も参加しました。

≪髙木 翔斗選手(岐阜県出身) コメント≫
毎年8月になるとテレビなどで戦争や被爆について学ぶ機会がありますが、広島に来て今日この日は特別な日だと改めて感じましたし、先人たちが作り上げてくださった平和文化というものを自分たちもしっかり後世に伝えていかないといけないなと思いました。
色々な方々の想いを背負って今ユニフォームを着て野球ができているので、しっかりと皆さんの期待に応えられるように精一杯やっていきたいと思います。


≪竹下 海斗 選手(福井県出身)コメント≫
小学校の頃から広島の歴史について勉強をする機会がありましたが、広島に来てこうして改めて平和について考えることができ、いい機会になったと思います。
こうやって僕たちが毎日野球をできているのは多くの人の支えがあってのことだと思います。平和についての理解を深め、広島の方々に少しでも元気を与えられるようなプレーをしていきたいなと思います。


≪小船 翼 選手(神奈川県出身)コメント≫
戦争を経験している人が少なくなってきている中、戦争が二度と起こらないようにするためにも、自分たちの世代が平和についてもっと深く考えていかないといけないなと思いました。
広島という地でプレーしている限り平和について深く考え、自分たちが今プレーできていることに感謝したいと思います。

8月13日(水)にマツダ スタジアムで行われる対阪神戦は、「ピースナイター2025」として開催します。
当日はご来場の方全員に配布する「ピースナイター新聞」を掲げていただき、「ピースライン」を表現します。
そしてカープの選手・監督は、被爆70年にあたる2015年以来となる特別ユニフォーム「8 6 ユニフォーム」を着用し、試合に臨みます。
被爆80年となる今年も慰霊の意を表すとともに、広島にとって特別な日「8月6日」に対する多くの方々の想いや歴史を継承し、次世代に引き継ぐきっかけとなることを願っております。


8月13日(水)「ピースナイター2025」の詳細はこちら