ニュース

更新日:2025.11.03

石井弘寿コーチ 就任記者会見!

本日、石井弘寿コーチの就任記者会見が行われました。

Q.今のお気持ちは
A.石井弘寿です。よろしくお願いします。来年からカープのユニフォームに袖を通させていただくということで、カープのチームカラーである赤のように自分の中の気持ちも今燃えているという感じです。僕はコーチで選手ではないのですが、(会見場に入って)皆さんにお迎えいただいて正直びっくりしています。
Q.今日のネクタイのチョイスは?
A.カープの一員になるということでこの赤いネクタイ、赤いチームカラー、気持ちをしっかりと自分の中にまとっていこうかなと思って、この色を選ばせていただきました。
Q.カープ入団のきっかけは?
A.お話をいただいた中でやはりカープのすごく熱い気持ちというか熱心さが伝わってきて、このチームで一緒に新井監督と選手と戦いたいなと思いました。また僕自身これも縁なのかなと思っているのが、初めて一軍に上がった時にカープ戦でデビューして、初勝利もカープ、引退の時もカープ戦で最後に投げさせていただいたので、なにかすごく縁を感じています。
Q.カープの印象は?
A.相手ベンチから見ていたのですが、最後の最後まで粘り強いという印象です。あとベテランもいますが、若くて勢いのある選手が多いチームだなと感じていました。
Q.来シーズン期待している選手は?
A.やはり左ピッチャーになってしまうのですが、今年先発でも投げていた髙太一くんや玉村くん、あと森くんもすごくいい先発ピッチャーだなと思っています。今年怪我をしていなかった黒原くんなんかも相手チームから見てもいいピッチャーだと思います。あとは常廣くんなど、名前を挙げたらきりがないのですがすごく若くていい選手が多いチームだと思います。
Q.カープの先発投手陣はどのように見ているか?
A.今年は床田くんと森下くんが規定投球回に達していたかと思います。しっかりと先発陣がいる中で、実績のある中堅・ベテランと、若い選手たちがかみ合っていけば、強い先発陣ができるんじゃないかなとは思っています。
Q.中継ぎ・抑えについては?
A.(栗林選手について)僕自身は後ろの方で実績のあるピッチャーだと思っていますが、今年は少し苦しんだところもあったと思います。後ろの方だと1イニングを全力で行くと思うのですが、先発で長いイニングを投げるなかでどういう気持ちの持ち方でいるのか、力の入れ方などを学べるというか、引き出しも増えると思うので、その部分に関してはすごくいい事かなと思います。
今年途中から森浦くんが抑えをやっていましたが、抑えがしっかりと固定できれば逆算して使っていけるところもあると思います。森浦くんや島内くんがしっかりしているし、ハーンや岡本くんも頑張って投げていたので、そういう若い選手がしっかり一軍の舞台で投げて自分の中で成功体験をして、自信を付けて成長していって、しっかり後ろがまとまればゲームを考えて作っていけるのかなと思います。
Q.森浦投手の印象は?
A.すごく度胸のあるピッチャーだなと思っていました。体は細くてがっしりはしていないですが、投げる度胸がありますし、左ピッチャーですが右バッターを上手く抑えるので左右気にせず使えて抑えに適役かなと思って見ていました。
Q.就任にあたって新井監督からどのような声掛けがあったか?
A.カープを一緒に強くするために手伝ってくれないかということでした。少し自分の中でも考える時間があったのですが、「ぜひお手伝いさせてください。よろしくお願いします。」と言うと、「ほんまに来てくれるんか!」というのが第一声でした。
Q.新井監督について
A.見たままに豪快で、すごく野球に対しても人間としても熱い人なのかなと思っています。実際に接してもすごく野球を愛していますし、どうやったら広島が強くなるのかを一番に考えている方なので、そこをしっかりとお手伝いしていけたらなと思います。
監督自身もすごく明るくて情熱があり、僕も自分でいうのもなんですが明るく情熱だけは持っていると思っているので、そういう所でも野球観も合うのかなと思っています。
Q.高津元ヤクルト監督からも声をかけられたか?
A.「お前最高だな」と。高津さん自身も広島出身なので「お前広島から声かかってるのか」って言われて、「そういうお話もいただいています」と言うと、「お前最高じゃないか。やっぱり野球人としてユニフォームを着て必要とされるチームに行くのが一番の幸せだぞ。」と言っていただけて、そういうふうにお話をいただけたなら自分としても挑戦したいと思いました。「頑張ってこい」と言ってもらえてすごく後押しになりましたし、最後は「広島は住みやすいぞ」って言ってもらえて、高津さん自身も広島出身なのですごく楽しみになりました。
Q.今後の動きについて
A.明日から日南に入らせていただいて、キャンプを見させていただきます。
Q.日南での初めてのキャンプをどう過ごしたいか?
A.自分でもすごく勉強してきたのですが、若い選手がたくさんいてどうしてもまだ名前と背番号が一致しないところもあるので、どういう性格なのか、どういう選手なのかというのをしっかり見て指導というよりはコミュニケーションを取って、このキャンプ中に選手を見られたらいいなと思います。
Q.黒田博樹球団アドバイザーとは何か話をしたか?
A.連絡させていただいて、「広島にお世話になることになりました」と伝えると大変喜んでいただいて、一緒にカープを強くしていきましょうとお話をいただきました。
Q.ファンの皆さんからはなんと呼ばれたいか?
A.ヤクルト時代は「ゴリ」と呼ばれていたので、「ゴリコーチ」でもいいですし。由来は見た目ですかね...広島は末包くんとかもっと大きな選手もたくさんいるので、それに比べると広島の中では小さいと思うのですが、選手時代は僕ももっと大きかったので。そういう所とか、動きもゴリラっぽいんですかね(笑)ファンの皆さんもゴリコーチと呼んでいただけたらはい!と返事をするので全然大丈夫です。
Q.今後の意気込み
A.カープファンの皆さんはすごく熱くて球場が真っ赤に染まっているイメージがあります。そんな中で野球ができることはすごく幸せなことですし、広島のファンの皆さんとみんなの背中を押しあって、優勝にむけて強いチームになっていけるように頑張っていきたいと思います。