
- ひっつみ汁
料理長よりコメント
今回は岩手の郷土料理、「ひっつみ汁」を、ご紹介いたします。
小麦粉を耳たぶの柔らかさくらいまで水でこね、少し寝かした団子をひっつまんで(方言)鍋に入れることから、「ひっつみ」と名付けられました。
材料は決まったものはありませんが、季節のきのこ、野菜、地鶏などから取った、出汁の中に入れて、しょうゆ味やみそ味で仕上げます。
団子が入ることにより、腹持ちも良く、身体も温まり、寒い季節にはぴったりの、とても栄養バランスの良い逸品です。
★補足★
※一般的には、「すいとん」のことで、ほとんど違いはありません。(すいとん・だご汁・ひっつみ汁=小麦粉だんごが入った料理)
※岩手県の選手が入寮したことにより、定番メニューとなりました。
※地域・家庭によって多様な「ひっつみ」があり、出汁も野菜も味付けも、上手に使っていますので、参考にして、地元の食材で作って見てください。