
- サンコチョSancocho(ドミニカの煮込み料理)
料理長よりコメント
ドミニカ人の休日の日に作る「サンコチョSancocho」をご紹介いたします!!
サンコチョは伝統的なドミニカ料理で、日本で言う「シチュー」や「豚汁」のような具だくさんの煮込み料理です。
サンコチョには、ごった煮と似たような意味があり、イモ類やお肉(基本鶏肉)など色んなものが入っています。ドミニカにはイモの種類がたくさんありキャッサバ芋(yuca)やタロ芋(taro)など、これにプラタノ(食用バナナ)も入れて一緒に煮込むので、根菜の旨味が出て深い味わいになっています。
また色をつけるために、かぼちゃを入れる方も多いようです。たくさんの具材を入れてうま味を出すのがサンコチョの最大のポイントです。
味付けはとてもシンプルで、塩にオレガノ(スパイス)とチキンコンソメのみ、という場合が多いです。
ドミニカ共和国は元スペイン領だったこともあり、独自の食文化を持っています。主食は米ですが日本とは違い、たくさんの種類の米があります。それと豆やサラダと混ぜて食べることが多く、油と塩水で米を炊き、肉や揚げ物と一緒に食べるのが基本。昼食がメインで、朝はパンとミルク、夜はバナナやイモ類、チーズ、サラミ、卵といった軽い食事で済ますことが多いようです。
ドミニカ共和国の食事は特にランチにボリュームがあり、白米や食用バナナ(プラタノ)、豆料理、鶏肉料理が良く食べられており、白米は油と塩を入れて炊かれ、食用バナナがフルーツではなく芋のような食感で主食にされています。自然のうまみが感じられる、栄養価満点な逸品です。一度試していただきたいです!
※サンコチョを食べるときは、白米、熟したアボカド、ライム、ホットソース(オプション)と一緒にお召し上がりください。