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更新日:2024.10.05

野村祐輔選手 引退セレモニー

今シーズンで現役引退を表明した野村祐輔選手の引退セレモニーが、10月5日(土)試合終了後、マツダ スタジアムにて行われました。

プロ通算211試合目の先発として上がったマウンド。ヤクルトの打者4人に対して全力で腕を振りました。
マウンドを降りると、東京ヤクルトスワローズからチームを代表して田口選手より花束が贈呈されました。

試合終了後、野村選手からファンの皆様へご挨拶。

『私、野村祐輔は、今シーズン限りで現役を引退します。

小さいころからの夢だったプロ野球選手になれたという喜びは今でも鮮明に覚えています。良い時もありましたが、苦しい時の方が多く、心が折れそうな時が何度もありました。
ですが、皆様の温かい応援や支えがあったからこそ、ここまで頑張ってこれたのだと思います。

3度のリーグ優勝を経験させていただいたこと、連続先発登板の記録に名を残せたこと、素晴らしい仲間と戦えたこと、温かいファンの皆様に応援していただいたこと、とても大きな財産となりました。
連続先発登板の記録に名を残せたことは、今まで私を先発投手として使ってくださった監督のおかげで得られた数字です。そして今日、最後の試合も先発として投げさせてくださった新井監督、とても心に残る野球人生を終えることができました。心より感謝申し上げます。

13年間、カープでプレーできたことを誇りに思います。球団関係者の皆様、監督、コーチ、トレーナー、選手、スタッフの皆様と共に戦えたことに感謝します。ありがとうございました。
私を育ててくれた両親、野球をさせてくれてありがとうございました。 野球のおかげでたくさんの素晴らしい指導者、大切な仲間に出会うことができました。
いつも背中を押してくださるファンの皆様、本当にありがとうございました。鳥肌が立つほどの力強い歓声は一生忘れません。

最後に大好きなカープのユニフォームを着て野球人生を終えることができて本当に幸せです。 13年間本当にありがとうございました! 』

その後は、チームを代表して堂林翔太選手と、そしてサプライズゲストとして、母校の広陵高校野球部監督 中井哲之さん、明治大学硬式野球部元監督の善波達也さんから花束を受け取りました。
チームメイトからの胴上げでは7回宙を舞い、最後はファンの皆様からの温かい拍手に包まれながら場内を一周。13年間の現役生活に幕を下ろしました。

13年間、カープ一筋、そして先発一筋で戦った野村祐輔投手。
2018年は開幕投手も務め、チームの優勝に大きく貢献してくれました。

カープのために常に全力で戦い続けてくれた野村投手!13年間の現役生活、本当にお疲れ様でした!