職レポ
<ヨーロッパ編~第3弾~>~ザイフェン編~
カープ球団職員がイベントやグッズのアイデアを求めて様々な場所・国へ視察に行き、見てきたものや企画中のイベントなどをお伝えいたします!
ヨーロッパ編第3弾は、木のおもちゃを見るためにドイツの小さな村・ザイフェンへ視察に行った様子をお届けします!
ザイフェンはドイツの東側、ドイツとチェコの国境に近い場所に位置する、人口約1,500人の小さな村です。
しかし、近隣の豊富な木材と、ろくろを中心とした錫鉱石で使っていた工具を用いておもちゃの産業は次第に発展していき、今では「おもちゃの村」として世界中の人々を虜にしています!
我々はまずおもちゃ博物館を訪れました。細かいものから巨大なオーナメントまで数多くのおもちゃが展示されており、どれも目を疑うほど繊細で可愛らしく、木の温もりを感じました!
そして、村のメインストリートにはおもちゃのお店がずらり。中には、お店の外観にもおもちゃのしかけを凝らす建物があり、見るだけでも楽しめる場所でした! 通りにはししおどしのような仕組みで動くものや、お金を入れると体操をするおもちゃも置いてありました!
私が特に驚いたのはこちらのおもちゃ。
ろくろのような機械を使い、輪状の木を外から削ってくぼみを作って金太郎飴のように仕上げて出来上がります!
実際に断面を切ってみないと形が分からないにもかかわらず、職人さんが迷いなく手を加えていく工程にとても驚きました!
また、マッチ箱をうまく利用したおもちゃもあります!日常生活やイベント等のワンシーンを切り取り、小さいながらも見ただけでストーリーが想像できる仕様がとても素敵ですよね^^
こちらも職人さんの技術が光ります!
そのほかにも、風で回るものや大きなモニュメントなど種類が豊富で、大人でもとても楽しめました! ひたすらお店を見て回りましたが、お店によって違うおもちゃが並んでおり、そのお店の特徴が表れていました!
短い滞在期間でしたが、それぞれユニークで個性的なおもちゃから刺激を受け、充実した時間になりました!今後のグッズ開発に活かしていきます!
次回はドイツの古い街並みが残る都市・ドレスデンを訪れた様子をお届けします!
お楽しみに!!